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[高齢者と運動について]

「なぜ運動は必要か」
(1)現代の私達は、便利さやスピード、肉体労働からの解放をひたすら追求してきた文明の恩 恵で、日常の運動(身体活動)量は激減しましたが、飽食の時代とあいまり、運動不足病→成 人病→生活習慣病→「メタボリックシンドローム」、といった疾病構造を生み出しましたが、運 動することでメタボを予防・改善できます。

(2)戦後の60年間で日本の平均寿命は約30歳も伸延し、 これは大変素晴らしいことですが、急速な高齢化社会が進展し、 脚腰などの運動器の障害で被介護生活を余儀なくされる、 「ロコモティブシンドローム」も国民病として深刻な問題と なっていますが、運動することでロコモを予防・改善できます。

※ 「ロコモティブシンドローム」とは、日本整形外科学会が2007年(平成19年)に新たに提 唱したもので、「運動器の障害」により「要介護になる」リスクの高い状態になる病態を称してい ます。 「運動器の障害」の原因には、大きく分けて、「運動器自体の疾患」と「加齢による運 動器機能不全」がありますが、運動器とは、身体運動に関わる骨、筋肉、関節、神経などの総称です。
2007年、日本は65歳以上の高齢者が22%になり、それに伴って、支援、介護を必要とする人も、02年から06年までに1.7倍と急増し、440万 人を超えています。07年では、75歳以上の高齢者での寝たきり、介護の主な原因は、運動器疾患が21.5%(転倒、骨折9.3%、関節疾患12.2%) を占めており、変形性関節症と、骨粗鬆症に限っても、推計患者数は4700万人(男性2100万人、女性2600万人)にも達している現状です。

(3)ストレスに起因した「心の病」が急増し、平成23年7月に厚生労働省は、患者数が323万 人と急増し社会問題にもなっている精神疾患を、これまでの「4大疾病」に新たに加えて「5大 疾病」として、重点的な対策を進めていくことを決めましたが、うつ病などの精神疾患の予防・ 改善にも運動が有効であることが報告されています。適度な運動習慣により、免疫活性が高 まることも報告されており、ストレスの健全な解消法として、心の病にも体を動かすということが 心身のバランスを保つ上で大変重要です。

これらの健康問題を解消するためには、運動習慣を、ごく自然に当たり前に生活化することが大変重要なのですが、「運動」というと、今だ、きつい、苦しい、時間がない、面倒、疲れる、苦手などといったネガティブなイメージが先立ち、敷居が高くなってしまっているのが現状です。しかし、本来、「運動」とは 毎日の生活そのものであり、通勤したり、家事をしたり、暮らしの中で体を動かす身体活動すべてが“運動”そのものであり、それらを積極的に実践するだけで も十分に健康増進効果が得られることが分かっています。 こうした、運動に対する誤った思いこみを捨て去り、体を動かすことは、私たち人間にとって本能的欲求であり、心と体を快適・爽快にし、身体機能の維持向 上や代謝、内分泌、自律神経などの本来のはたらき(恒常性ホメオスタシス)を正常に保つために必要不可欠な機能維持方法、メンテナンス方法といった意味付けに変えていただく必要があると思います。 これからの長寿社会を、より多くの方が、最期まで充実して、 明るく、楽しく、幸せに生活にするためにも、毎日、無理なく、 適度に、バランス良く、正しいやり方で、運動を生活に 取り入れることは大変重要なことです。
(日本健康運動研究所HPより)

碑文谷体育館では様々な一般公開事業や教室を行っています。 また、総合型地域スポーツクラブNPO法人スポルテ目黒では碑文谷体育館などを会場に様々な種目の運動、スポーツを行っておりますので、是非ご参加ください。見学もできますのでお気軽にお問い合わせください。 詳しくは「HP」をご覧ください。  

 

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